私とワラキアと一生

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「XBOX GAME Fable 先行レポート エピローグ」

物欲世界に生きたワラキア


この世界、アルビオンは物欲主義だ。
そんな事がどっかの本に書いてあったけど本当にその通りだった。

人々は逞しくも正直で、金と欲の為に、平気で命を削る。
お金があれば、犯罪を許して貰うこともできるし、善行金で買うことができる。
女性へのアプローチも名声とプレゼントで殆ど実現できる。

この世界の悪い奴とは、一般人を平気で殺す奴と、金を稼げない奴の事かもしれない。

私はワラキアを精一杯幸せにする為に努力した。
人々から祝福され、妻に愛され、正義を守る英雄になるようにした。
時には不条理な事も飲み込み、敵対する人間はゴミのように切り捨て、それを善行だと信じて進んだ。

アルビオンは、中世ヨーロッパの世界。
ドロドロの歴史を持つヨーロッパ世界の写し絵。
それはそれは残酷な物欲世界。

その過酷なアルビオンの中では、ワラキアは善人だったはずだ。
私は彼にワラキアという名を与え、その名に恥じないような人生を、歩ませたはずだ。
人々の一縷の希望として生きていたはずだ。


小さかったワラキアは、すっかり大きくなって、そして私の及ばない所へ去った。
そして、ワラキアと共に巡ったアルビオンは、ワラキアの一生をかけても、まだ知りえない事だらけだ。


次の名前はもう考えてある。
己の欲望の為に全てを犠牲にした人間の名。

エリザベート。


Fable 先行レポート 「私とワラキア」 プロローグ その1 その2 その3 エピローグ

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このページは、sukaが2005年3月17日 04:39に書いたブログ記事です。

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