「オーディオ 騒音を防ぐ為に」
ノイズキャンセル機能(以下NC)がついたヘッドホンやら、イヤホンやらが巷に溢れている。
BOSEのヘッドホンや、SONYのヘッドホンやイヤホン、あまり聞かないメーカーからなど、結構な種類が出ている。
BOSEのNCヘッドホン「クワイアットコンファート」を所持していることは以前書いたが、携帯性の問題で、今回SONYのNCイヤホン「MDR-NC11A」を購入した。
あまり2機種を持っている人間は多くは無いと思うので、その性能の比較を書いてみようと思う。
前知識
BOSEが密閉型ヘッドホンであり、SONYは密閉型イヤホンになる。
密閉型の方が、イヤホンでもヘッドホンでも、耳にフィットするので、外からの音を遮断してくれる。
両方とも、音の位相に対して逆相を当てると打ち消しあって、音が消えるという原理を利用している所では一致。
スピーカーのエージングをする時に、スピーカー同士を密着させて大音量を流すという方法もこの原理の応用になる。(普通の人はやらない)
BOSEは戦車の中で使えるという事が実績で、SONYは10dB程度は落とせますと言っている。
密着部はBOSEはよく解らないけど、SONYはシリコンを使っているとの事。
つまり乳を耳の中に突っ・・・両者とも、装着感は柔らかめで、付けている事自体のストレスは低め。
比較すると、SONYの方が疲れる。
電池はBOSEが単4の2本で、SONYが1本。
寿命は、誤って付けっぱなしで放置していると、無くなる程度。
放置しなければ、それなりに長く使える。
騒音に対する性能について
テストはいくつかのパターンに分けて行った。
電源OFF時。
OFF時に音楽を流した時。
電源ON時。
ON時に音楽を流した時。
実験方法は大音量の音楽を部屋に流し、iPODからの音楽をNC機器で聞くというもの
測定結果は、私の感覚でしかない。
まず電源OFF時。
つまり耳に付けただけの状態。
え~とSONYの勝ち!!
密閉型イヤホンは馬鹿になりません。
NC使わなくても、かなり静かになります。
次にOFF時に音楽を流した時。
これもSONYの勝ちです。
だって、BOSEは音が流れないから。
電池のことを考えると、SONYのが親切です。
では次にON時。
BOSEの方がちょっと良い。
スーというNC独特の音が小さい為だ。
ただ、外音の防止という所で言えば、さして変わらない。
変わらないんだよなあ。
そして、ON時の音楽再生。
どっちも変わらない。
SONYはスーという音が劇的に減り、BOSEも減るので、本当に差が無い。
つまり、2勝1敗1分で、SONYのイヤホンの勝利。
王者BOSE敗れました。
さすがBOSE。
良くある事だ。
比較総評
BOSEは先代モデルでSONYは最新モデル、比較対照としては、難しいかもしれない。
実際BOSEのクワイアット1と2では、それ相当の差が在る事も確かなようだ。
それでも価格差が40000と8000と相当ある中で、この結果は寂しい。
ただ、SONYのは、まだ主戦場である電車の中でのテストを行っていないので、それによって、感想が変わってくる事はありえる。
BOSEのNC最強説が、私の中で潰えた中、今一番のNCはSONYのMDR-NC50なのではないだろうか。
オマケ dbについて
dBは相対的な単位で、絶対値ではない。
比較の単位になる。
人間の聴覚の特徴を考えると、適当な単位と言える。
相対値から絶対値を出す計算方法は、頭の良い人に聞いてください。
聴感の目安としてはこんなもの。
30dBでささやき声。
50dBで静かな事務所。
60dBで普通の会話。
70dBで電話のベルの音と同程度。
電車の車内は80dB。
騒々しい工場の中は90dB。
人間と音に関するdBの理論を簡単に。
音は、音の力が2倍になったとき3db分大きくなる。
3dBが人間が判断できる最少の変化である。
人間が音量を1/2倍になったと感じるようにするは、音の力を1/10倍にしなければならない。
たとえば60dBから40dBに落とせるとすると、数値上では1/100。
3dB落として1/2。
6dBでは1/4。
10dBで1/10。
20dBで1/100。
40dB落ちれば1/10000にもなる。
簡単な計算では、例えば12dB上がると6dB+6dBの4*4という方法で、約16倍の力になる。
SONYのNCが、仮に10dB落とせるとなると、音のパワーを1/10にし、音量を半分にしているという計算になる。





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