名誉と褒章と

[ 1000 Land ]
| | コメント(0)

「アクティブ 主催者としての義務を考える」

XBOX LIVEに加入している方でしたら、ご存知だと思われますが、LIVE上ではその対応ゲームを用いた大会が不定期的に行われています。
「XBOX chanpionship」と冠されたこの大会は、今後も続いていく事でしょう。


かつて私はとあるゲームで長期的に開催されたこの大会にのめり込んでいました。
「サウザンドランド」
その斬新なコンセプトにより、一度魅了されてしまうと、どこまでも追求してしまうようなそんなゲームでした。

6回に分けて行われたこの大会で、私は睡眠時間を削った必死の戦いにより、一度優勝しています。
この大会は、世間的にどう思われているかはわかりませんが、長期間開催という点でも、その得点方式の余りの辛さという点でも、非常に苦しい大会だったと記憶しています。

大会前の1週間をスレイト作成に費やし、大会中1週間の余暇と睡眠時間を殆どゲームに費やし、その日その日で弱点と思われた場所を修正し、あの手この手を使って得点を取り合うという事を行い、運に恵まれた者だけが得点を伸ばす事ができました。
この大会の厳しさは、5回(一般参加5回、優勝者大会1回)に跨って行われた大会の中で、同じ優勝者が一度として出なかった事でも理解できるかと思います。

そんな大会を維持する活力元となったのは、名誉と褒賞、その二つでした。

第3回大会、ファミ通XBOX杯。
その参加概要をファミ通XBOX誌で見たとき、心を捉える景品がありました。

一位 サウザンドトロフィーと 高級クリスタル製チェスセット

私はそのセレブな響きに心を打たれ、部屋に置いたときのその佇まいを想像しました。
その大会は5位までに入れれば、かなり魅力的な景品が獲得できたのですが、私はそこで妥協することはせずに、チェスセットを目指しました。
そして幸運が重なった事で、一位の栄冠を勝ち取る事ができました。そう、私は念願のクリスタル製チェスセットを獲得するに至ったのです。


それからどのくらいの月日が流れたでしょうか。
大会は遠い思いでとなり、大会優勝者決定戦も昔の話。
まだまだ景品は届きませんでした。

それでも私は待ちつづけました。
遠く離れた恋人を待ちつづけるような気持ちでずっと。

「トロフィーは特注なんだ・・だから時間がかかってるんだ。」
仮にもMSが威信を賭けて大々的に行われている大会だと、私は信じて待っていました。

大会終了から半年たった頃でしょうか。
大きいダンボールが家に届きました。

祝福の言葉も遅れたことに対する謝罪の一つも無く、ただ梱包されたその中から、サウザンドトロフィーと高級クリスタル製チェスセットが出てきました。
いや、それはトロフィーでもクリスタルでも無い不思議なものでした。

もしかして、私の日本語の解釈が間違っていたのでしょうか。
トロフィーとは盾の事を指して、高級クリスタル製チェスセットとは、ガラス製クリスタルびかりのチェスセットを指すのでしょうか。

そんな訳はありません。
トロフィーはトロフィーで、クリスタル製とはクリスタルで作られている事を指します。
全国紙であるファミ通XBOX誌面上で、高級クリスタル製チェスセットと書いておきながら、事もあろうか経費削減の為にか、ガラス製を送りつけてきたのです。

私は事務局に抗議の文章を送りましたが、その返事が来る事はありませんでした。もちろん今でも・・・


この文章にフィクションはありません。
全て真実を語りました。
これを読んだ方がどう捕えるかは、私の知る所ではありません。

私はその後も普通にLIVEで遊んでいますし、XBOXを普通に応援しています。
ただ、今のXBOXを取り巻く厳しい状況の中で、色々言われている企業サイドの事を、私は擁護する事が出来ないのは確かです。

願わくば、これからの大会の覇者には、私のような思いをさせず、公約通りに名誉と褒賞によって称えて上げんことを。


参考資料
コラム 「トロフィー失格」「最後の幻想」

コメントする

このブログ記事について

このページは、sukaが2004年1月28日 00:08に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「名誉と褒章と」です。

次のブログ記事は「音の話」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別記事

Powered by Movable Type 4.1