「XBOX GAME メックアサルト 国民性」
呆然と立ち尽くしていた。
はっきりと解る。
嫌って言うほど理解できる。
戦いに負けたのだ。
敵に破れ、そして味方に裏切られ。
そして負けたのだ。
15分間の戦場で、まだ5分しか経っていない。
敵は確かにチームワークが良かったし、機体の選択も良かった。
でもまだ10分ある。
勝負はついていない・・。
敵の防衛部隊がなぜかこちらの防衛線まで出張っている。
4体から集中砲火を受け、動く事すらままならない。
おかしい。何かがおかしい。
横で一緒に守っていたはずの巨大な木偶の坊がいなくなり、ヒヨコみたいな奴らも姿を見せない。
レーダーを見ても青い奴らばかりで、どこにも反応が無い。
落ちたのだ。
味方であったはずの彼らは、全員落ちたのだ。
彼らとは国も違えば言葉も違う。
それでも一つの旗の下に集まったチームだったはずだった。
呆然と立ち尽くしていた。
「俺はもう動かない。撃ちたいなら勝手に撃てばいい。勝手にがんばってくれ。」
そんな気持ちになって、3分ほど放置した。
そして「最悪だ」と日本語で一言いって切断した。
独りきりになったの戦場で、卑怯な復讐をした自分は、彼らからすれば、やはり「最悪」なのだろうか。





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