大河ドラマ: 2006年1月アーカイブ

功名が辻を3話まで見たのでインプレッションを。

山内一豊自体は、悪くない。
悪くは無いのだけど、もともとが地味なので、色々としょうがない。
利家とまつの前田利家みたいに取り入るのが上手いわけでも槍が上手いわけでもなく、地道に一生券面頑張って、なんとか生き残るというのが山内一豊なのであって、奇跡的な勝利もなく、現場で何とか生き残るのが山内一豊だから。
そんな山内一豊だから、ドラマをなんとかエキサイトさせようと、色々演出していたり、秀吉のような有名人物を絡ませたりしているけど、個人的には、もっと山内一豊自体をピックアップして、地味を貫くのも趣向としては、面白いんじゃないかなと思う。いやそれは私だけかもしれないけど。

そして千代。
子役の子は、義経の時に比べると、ずいぶんブッサイクで華が無い子選んだなあと思ったけど、芝居みていたら、この人選はよかったのかなって思えてきた。
一輪の輝きが見えたというか、そんな印象かな。
その輝きが、仲間の千代に繋がると考えると、「小さい時可愛い子が、成長して可愛くなるとは限らないよね。もちろんその逆もあるし、彼女は多分そのパターンさ。」って勝手に納得してしまう。
その成長した千代だけど、さすが中の人が中の人だけあって、良いです。
良いって言うかヤバイです。
どうして家には地デジを録画できる機器が無いのかと、問答したくなります。
特に、一番印象の残った表情が、城のお勤めを辞めさせられて実家に帰されて困惑しているときの顔。
いろんな意味でクリティカルヒットしました。
美人は3日で飽きるって言葉があるけど、私は絶対に絶対に嘘だと思う。
それは多分美人じゃなくて、印象が強くて一見美人そうに見える顔を指しているんだと思う。
とにかく、この顔を見るために、全話見る気になっている私がいて、実際に視聴率も彼女が出た2話と3話のほうが高いらしい。
このドラマの視聴率がキープされたら、それは美人は1年間だって見つづけたいと思う男が、この世に沢山いることの一つの証明になるはず。

ちなみに私の中での仲間はこんな評価。
顔 85点 スタイル75点 声80点 雰囲気 90点。
言っている割に低くみえるかもだけど、平均が50点ぐらいなので、極めて好みのタイプになりますよ。

新しい国をテーマにした大河ドラマがあった。

奇しくも時代は違えど、義経も新撰組も、時代が変わる時に、違う何かを求めた人達の話だった。
そして、義経も勇も歳三も、夢半ばで散ってしまった。
そんな2年中身の似た大河ドラマであった義経を一応最後まで見て何も書いてなかったので、この機会に書こうと思う。

義経の最終回は、終わっただけの物語だった。
何の余韻もなく、綺麗さっぱり散ってしまった。
義経主従は最後まで「カニポーズ」以外の個性を持たずに普通に斃れていった。
義経自体は、無駄に神格化した演出で、天に上っていってしまった。
極めて普通に普通に義経のやったことを紡いでいって、綺麗さっぱり散ってしまった物語だった。

平清盛の描いた国、頼朝の描いた国、そして秀衡の描いた国。
そしてその国に対する夢というべき想い。
彼らはそれぞれ見るべきものはあったが、彼らの夢に対しての義経の夢は、何か説得力が無かった。

何が悪いか解らないが、視聴率も悪くないが、何かとりあえず終わっただけの物語だったように思う。

追記
何が悪いってことで言うと、全体的に何事も無駄に言葉で語りすぎで、上っ面っぽくなってしまっていたこと。演技で感情を示せるので、余計な言葉で気持ちを語ってしまうこと。

悲しいときに「私は悲しいですぞ!!」っていいますか?
嬉しいときに「私は嬉しいですぞ!!」っていいますか?
言わないよねえ・・しかも役者ならなおさら必要ない。

去年の新撰組は、ナレーターも無し、説明台詞無しでも何かすっごい伝わった。
今回は、ナレータ有り、説明台詞有りで、何も伝わらなかった。
なんだろうなあ。
書きすぎて面白くなくなったブログ文章みたいなもの?

歳三が死んでしまった。

彼に死が訪れることは当然解っていたことであって、この続編が決まったとき本当に喜んだのも間違えない。
そして、この続編を見れたこと、その出来が満足できるものであったことも、素直に喜びたい。

ただ、今第一として声を上げるとしたら、「歳三が死んでしまった」という言葉だ。
それだけ、もうちょっと生きていてくれたらと思わずいられない死に様だった。

今までの新撰組の最後は、おそらく死に急いだ歳三の、散様を描いたものだろう。
つまり終わりを書いた話だった。
だけど、今回の新撰組の最後は、始まりの話だった。
まだ夢の続きを見れる話だった。

見ていない人の為に細かいことは書かないが、きっと新しい五稜郭が見えるはず。
新撰組ファンとはいわずに、色々な人に見て欲しい。

歳三は死んでしまったが、彼は確かに何かを残した。

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