昨夜の番組で、ネット依存の恐怖という感じの番組がやっていた。
とりあげられてたのは、いわゆるMMORPGで、その仮想世界でしか生きられなくなる事の恐怖を、その筋の人を取り上げて、表現していくという構成をとっていた。
私はMMORPGというと、その昔ウルティマオンラインをプレイした事があった。
スキル上げに精を出し、レアアイテムを掻き集め、なかなか手にいれられない自分の家を建て・・・という事は面倒なのでせず、プレイして3日目に入隊してしまったギルド(クランのようなもの)のメンバーと遊べるときは、ばーっと遊んで、実力も知識もないので、オフ会みたいな事ばっか企画して、半年程で飽きたので止めた。
スキルとしては、始めて3週間のプレイヤーより劣っていた。
集めた所持金も、始めて2週間のプレイヤーより劣っていた。
それでいて、知り合った人に、家を譲って貰ったり、レアアイテム貰ったりと、半年間で一日平均10分ほどしかプレイしていなかったわりに、そのゲーム内で贅沢ぎみなプレイヤーでもあった。
私はだからMMORPGって奴を否定する気も無いし、実際楽しかったと思うし、それでいて依存するようなものだと思う事も無い。
ただ、MMORPGは、嵌ってしまう人は、だらだら嵌っていくだろうし、なんでも短いテキストで労力を少なく会話できるあのシステムは、自身が本当に考えていることと、違う事を表現する事が容易で、長時間まったりしていてもストレスが溜まらない(私は逆にイライラするけど)。
もし、MMORPGのチャットがXBOX LIVEみたいにボイスチャットだったらどうだろう。
実現しなかったあのゲームがそうであったけど、多分従来のMMORPGより依存度は低くなったと思う。
何故なら、口で会話をするのは、非常に疲れるからだ。
会話をして疲労していき、その疲労を隠して会話をするのも疲れていき、どんどんごまかしも出来なくなり、お互いが「疲れた」と心の中で思っていると、なんとなくその空気が流れ、「それじゃ」ってことになる。
交流には、非常に労力と手間がかかる。
文字チャットよりボイスチャットの方が、携帯電話と話すのと同じ位手間がかかる。
これが、ビデオチャットになると、身なりも考えなければいけないので、もっと手間がかかる。
実際に会うと、何から何まで意識するので、ずっと手間がかかる。
手間がかかるから依存はせず、それでいて、遊びの密度は高くなる。
そして、密度が高いほど、それをずっと覚えている。
依存するのは、密度が低いことを続けて、何も満たされていないからないからだ。
そして、多くのMMORPGは、満たされないから依存するのではないだろうか。
XBOX LIVEのシステムは、交流って意味では悪くないなと思った日。
どうせ溺れるなら女性で溺れていたいと思った夜。




依存と密度