K1の試合もあったところで、ネットでは良く議題にあがる、どの格闘技が強いのかって話なんですが、その中で、剣道が強いのか弱いのかって事がネタ議論として、たびたび出てきます。
そもそも格闘技じゃないんでアレなんですけど、実戦でどうなのか、強いのか?って事を、一応、中高6年ほどやってた感じで書いてみます。
すっごい長文で書きます。
本当は、実戦で試した事があれば良いんですが、高校生の頃は、もしケンカを売られて相手が攻撃に出たら、正当防衛の名を借りて、実戦で使おうとか思っていたわけです。
どういう形で応用するのが適当なのか、どういう攻撃なら相手に致命傷を与えないようにダメージを与えて倒せるか、どの時点で戦闘モードにスイッチしつつ、どういう心構えに切り替えるのか、そういう想定はしておいたのですが、残念ながら、そんな風に思っている人間にケンカって売ってくれないんですよね。
だから、実戦で試してません。
まあ、この年齢かつ、体が貧相で法律の目も厳しくなった自分が、今からやるべきことでもなく、今なら間違えなく携帯でおまわりさんに通報しつつ逃げるんですが。
で、やっぱり前提として、武器なんかで人を殴るのは危なすぎるから、実際本気を出せるわけないわけで、当たり所が悪ければ死んじゃうわけで、だから、そういうのを抜きにして書きますね。
前提1 殺しても逮捕されない
前提2 相手は素手のやや格闘技カジリ程度でケンカ
前置きが長くなりましたが、よくある議題1
「スポーツだし、軽く当ててるだけだし、無理じゃね?」
軽く当てるというのは半分正しいのですが、剣道の試合用に、フリを小さく、速く、適度な強さで、当てる訓練ををするわけです。
その訓練というのは、大きく重く当てる訓練から始まり、その重さを活かしながら、どう早く打てるか試行錯誤しながら、覚えるわけです。
要するに、速く適度な重さに打てる人間は、大きく重くそれなりに速くという打ちも、持っているんです。
もし、相手を叩きのめすケースであれば、当然、強い打ち込みをします。
試合用の打ちを、わざわざケンカに出してあげるほど、親切じゃありません。
つまり、軽く当てる事しか出来ないと思うのは、勘違いで、スポーツを武道を実戦に応用できないと思うのも勘違いです。
よくある議論2
「あの構えている竹刀(武器)取っちゃえば?」
剣道の試合では、竹刀に対する攻防一体として、中段の構えを取りますが、そもそも、素手が相手だったら、私はトンボの構えか、八双の構えを取ります。
竹刀を防御に回す必要も、不用意に相手の手の間合いに入れる必要もないからです。
トンボの構えとは、薩摩藩が使った示現流の構えですね。
強烈な打ち下ろしを、真中、袈裟と使い分けられるので、脳天割り、鎖骨折、手関節折を、小リスクで放てます。
八双は、トンボより、やや構えが下がる分、突きへの切り替えが容易になります。
攻撃パターンは、基本は、相手のリーチ外からの、いわゆる「チェスト打ち」です。
あの一撃必殺を、常にこちらのペースで放てるわけです。
さらに、打ち下ろしといっても、角度を操ることはできますから、相手の隙を打ち込めます。
一撃でも当たったら、そこで半リタイアです。
もし、この打ちを外した場合は、即座に下段、もしくは中段に立て直して、突きを放ち、間合いを取ります。
剣道では、打ち終わった後に、ポーズのような事をしますが、あれは、残心といって、相手の息の根が止まらなかったときの、次への心構えからできたものです。
剣道の基礎を知っていて、一撃で攻撃を終えて、気を抜くことなどありえません。
この繰り返しで、普通は全く竹刀に触れられないと思います。
さらに、仮に中段の構えをとっても、その武器を掴むのは難しく、しかも、掴まれても、それはそれで構いません。
もともと、持ちやすいのも慣れているのも、こっちです。
しかも、竹刀を奪おうという意識で相手が固まれば、隙ができます。
ヒジ打ちを顔面に打ち込むとか、片手タックルで咽や鼻を潰すとかで、相手は竹刀を離すでしょう。
え?それ剣道じゃないって?
ちゃんと、似たようなことしますよ。
高速な踏み込みタックルは基本です。
議論3
「近くに入られたら何もできないっしょ?」
そもそも、引き技ってのが知られて無さすぎです。
剣道では、引きながら、前に踏み込むのと、近い破壊力を出す攻撃があります。
これは、理屈上、素手ではやれない攻撃の一つだと思いますが、これを出せば、相手にダメージを与えながら、さらに間合いが開きます。
突進に対して、2撃3撃あてる事もできますし、引き技で引ける速度は、短距離では、全速力で走るのと変らないです。
それでも近くに入られたら、束を持って竹刀を横にして突き飛ばすとか、ラリアットするとか、ヒジ打ちするとか、方法が無いわけじゃないです。
ヒジ打ちが多いですか?
そりゃ、竹刀構えているとき、常にヒジは曲がってますから、素早く出せる上に近接では強いですし。
ただし、個人的に総合の選手が使うような低空タックルには、脅威を感じます。
頭が無防備になるので、上から叩ければよいんですが、上手くいくかどうか。下段の構えを使いながら、低空タックルの線を消していくようなことが必要かもしれませんが、脳天割られるリスクを持って低空タックルかけるのもキツイとは思います。
要するに、近くだったら大丈夫ですが、組まれてしまう所まで行かれたら、やっぱりキツイでしょうね。
おそらく、近い技量で負ける可能性があるのは、相撲とアマレス使いです。
ついでに、硬式野球のピッチャーにも負けます。
議論4
「ケンカってやっぱ実戦慣れとか大事だから」
それはその通りです。
実戦慣れをしているかどうかは果てしなく大きいです。
普通の高校生ぐらいの人が、いざケンカとなったときに一番悩むのは、どの時点で攻撃すれば正当防衛といえるのか、やりすぎてしまって怪我とか大きすぎて問題にならんかという事でしょう。
ま、武器で攻撃をやってしまえば、間違えなく正当防衛にならず、相手を怪我をさせてしまうんですけど。
そういう躊躇というのは、やはり大きく、それがケンカの実戦慣れという奴です。
その点はマインドコントロール次第ですよね。
練習では、何万回と人を殴っているので、そういう経験者は、多少人を殴る抵抗感は低いとは思いますが、怪我をさせてしまって良いと思えるかどうか、致命傷になりにくい攻撃を準備しているかどうかで、打てる攻撃の範囲が変ります。
ま、そういう事言い出したら、キリがないわけで、前提が、「やってしまっても逮捕されない」なわけで。
そもそも本当に強い人は暴力振るいません。
議論5
「んじゃ弱点は?」
棒切れが無いと、戦闘力が3割以下。
狭すぎる場所だと、リーチのメリットが消える。
剣道だけでは、そこまで打たれ強くならない。
木刀で殴ると相手が死んでしまうので、こちらの人生が終わる
そんな感じなんですが、つまり容赦しなければ相当強いです。
ま、武器を持ち、それで相手が壊れて自分が警察に捕まっても良いという覚悟を決めて戦えば、誰しも「暴力が強い」となるでしょうけど、それをさらに凶悪したようになれるのが剣道という武道です。
ここまで書いてですけど、強さって何なんでしょうね。
殺傷力だけでそれを言えば、核ミサイル使いが最強になってしまいますね。
そもそも格闘技じゃないんでアレなんですけど、実戦でどうなのか、強いのか?って事を、一応、中高6年ほどやってた感じで書いてみます。
すっごい長文で書きます。
本当は、実戦で試した事があれば良いんですが、高校生の頃は、もしケンカを売られて相手が攻撃に出たら、正当防衛の名を借りて、実戦で使おうとか思っていたわけです。
どういう形で応用するのが適当なのか、どういう攻撃なら相手に致命傷を与えないようにダメージを与えて倒せるか、どの時点で戦闘モードにスイッチしつつ、どういう心構えに切り替えるのか、そういう想定はしておいたのですが、残念ながら、そんな風に思っている人間にケンカって売ってくれないんですよね。
だから、実戦で試してません。
まあ、この年齢かつ、体が貧相で法律の目も厳しくなった自分が、今からやるべきことでもなく、今なら間違えなく携帯でおまわりさんに通報しつつ逃げるんですが。
で、やっぱり前提として、武器なんかで人を殴るのは危なすぎるから、実際本気を出せるわけないわけで、当たり所が悪ければ死んじゃうわけで、だから、そういうのを抜きにして書きますね。
前提1 殺しても逮捕されない
前提2 相手は素手のやや格闘技カジリ程度でケンカ
前置きが長くなりましたが、よくある議題1
「スポーツだし、軽く当ててるだけだし、無理じゃね?」
軽く当てるというのは半分正しいのですが、剣道の試合用に、フリを小さく、速く、適度な強さで、当てる訓練ををするわけです。
その訓練というのは、大きく重く当てる訓練から始まり、その重さを活かしながら、どう早く打てるか試行錯誤しながら、覚えるわけです。
要するに、速く適度な重さに打てる人間は、大きく重くそれなりに速くという打ちも、持っているんです。
もし、相手を叩きのめすケースであれば、当然、強い打ち込みをします。
試合用の打ちを、わざわざケンカに出してあげるほど、親切じゃありません。
つまり、軽く当てる事しか出来ないと思うのは、勘違いで、スポーツを武道を実戦に応用できないと思うのも勘違いです。
よくある議論2
「あの構えている竹刀(武器)取っちゃえば?」
剣道の試合では、竹刀に対する攻防一体として、中段の構えを取りますが、そもそも、素手が相手だったら、私はトンボの構えか、八双の構えを取ります。
竹刀を防御に回す必要も、不用意に相手の手の間合いに入れる必要もないからです。
トンボの構えとは、薩摩藩が使った示現流の構えですね。
強烈な打ち下ろしを、真中、袈裟と使い分けられるので、脳天割り、鎖骨折、手関節折を、小リスクで放てます。
八双は、トンボより、やや構えが下がる分、突きへの切り替えが容易になります。
攻撃パターンは、基本は、相手のリーチ外からの、いわゆる「チェスト打ち」です。
あの一撃必殺を、常にこちらのペースで放てるわけです。
さらに、打ち下ろしといっても、角度を操ることはできますから、相手の隙を打ち込めます。
一撃でも当たったら、そこで半リタイアです。
もし、この打ちを外した場合は、即座に下段、もしくは中段に立て直して、突きを放ち、間合いを取ります。
剣道では、打ち終わった後に、ポーズのような事をしますが、あれは、残心といって、相手の息の根が止まらなかったときの、次への心構えからできたものです。
剣道の基礎を知っていて、一撃で攻撃を終えて、気を抜くことなどありえません。
この繰り返しで、普通は全く竹刀に触れられないと思います。
さらに、仮に中段の構えをとっても、その武器を掴むのは難しく、しかも、掴まれても、それはそれで構いません。
もともと、持ちやすいのも慣れているのも、こっちです。
しかも、竹刀を奪おうという意識で相手が固まれば、隙ができます。
ヒジ打ちを顔面に打ち込むとか、片手タックルで咽や鼻を潰すとかで、相手は竹刀を離すでしょう。
え?それ剣道じゃないって?
ちゃんと、似たようなことしますよ。
高速な踏み込みタックルは基本です。
議論3
「近くに入られたら何もできないっしょ?」
そもそも、引き技ってのが知られて無さすぎです。
剣道では、引きながら、前に踏み込むのと、近い破壊力を出す攻撃があります。
これは、理屈上、素手ではやれない攻撃の一つだと思いますが、これを出せば、相手にダメージを与えながら、さらに間合いが開きます。
突進に対して、2撃3撃あてる事もできますし、引き技で引ける速度は、短距離では、全速力で走るのと変らないです。
それでも近くに入られたら、束を持って竹刀を横にして突き飛ばすとか、ラリアットするとか、ヒジ打ちするとか、方法が無いわけじゃないです。
ヒジ打ちが多いですか?
そりゃ、竹刀構えているとき、常にヒジは曲がってますから、素早く出せる上に近接では強いですし。
ただし、個人的に総合の選手が使うような低空タックルには、脅威を感じます。
頭が無防備になるので、上から叩ければよいんですが、上手くいくかどうか。下段の構えを使いながら、低空タックルの線を消していくようなことが必要かもしれませんが、脳天割られるリスクを持って低空タックルかけるのもキツイとは思います。
要するに、近くだったら大丈夫ですが、組まれてしまう所まで行かれたら、やっぱりキツイでしょうね。
おそらく、近い技量で負ける可能性があるのは、相撲とアマレス使いです。
ついでに、硬式野球のピッチャーにも負けます。
議論4
「ケンカってやっぱ実戦慣れとか大事だから」
それはその通りです。
実戦慣れをしているかどうかは果てしなく大きいです。
普通の高校生ぐらいの人が、いざケンカとなったときに一番悩むのは、どの時点で攻撃すれば正当防衛といえるのか、やりすぎてしまって怪我とか大きすぎて問題にならんかという事でしょう。
ま、武器で攻撃をやってしまえば、間違えなく正当防衛にならず、相手を怪我をさせてしまうんですけど。
そういう躊躇というのは、やはり大きく、それがケンカの実戦慣れという奴です。
その点はマインドコントロール次第ですよね。
練習では、何万回と人を殴っているので、そういう経験者は、多少人を殴る抵抗感は低いとは思いますが、怪我をさせてしまって良いと思えるかどうか、致命傷になりにくい攻撃を準備しているかどうかで、打てる攻撃の範囲が変ります。
ま、そういう事言い出したら、キリがないわけで、前提が、「やってしまっても逮捕されない」なわけで。
そもそも本当に強い人は暴力振るいません。
議論5
「んじゃ弱点は?」
棒切れが無いと、戦闘力が3割以下。
狭すぎる場所だと、リーチのメリットが消える。
剣道だけでは、そこまで打たれ強くならない。
木刀で殴ると相手が死んでしまうので、こちらの人生が終わる
そんな感じなんですが、つまり容赦しなければ相当強いです。
ま、武器を持ち、それで相手が壊れて自分が警察に捕まっても良いという覚悟を決めて戦えば、誰しも「暴力が強い」となるでしょうけど、それをさらに凶悪したようになれるのが剣道という武道です。
ここまで書いてですけど、強さって何なんでしょうね。
殺傷力だけでそれを言えば、核ミサイル使いが最強になってしまいますね。





これは剣道どうしの話
同級生が高校の部で主将だったんだけど、道場じゃ全く勝てないんだよね
俺、補欠だったから
だから卒業の時に呼び出して木刀渡して素面素篭手の「立ち合い」をしたわけ
勝負はすぐ着いた
俺がいきなり諸手上段に構えて至近距離に踏み込んだら怯んでうずくまった、そこを頭頂部に寸止めの一撃
気迫というか、ハッタリも必要だよ
それが出来ないと道場で何年竹刀振っててもあっさりやられるだろう
でも、あそこで主将にハッタリが通じなかったら、俺は剣術的にやられたと思う
コメント遅れてほんとごめんなさい。
ハッタリというか気迫というか、私は覚悟と表現しますけど、大事ですね。
たぶん、呼び出した貴方は、木刀で相手を叩く覚悟が出来ていて、呼び出された方は、そんなつもり無く、準備ができてなかったという事だと思います。
私も、いきなりそういう覚悟はできないと思いますが、自分の危機に対しては、何かしらの覚悟のスイッチを入れられるようにしたいとは思っています。