相手がゾンビなら何をしてもいいんですか?
そんな言葉を投げたくなったのが、今回のデッドライジングのデモでした。
Next Communityにて好評配信中!!なのですが、ホントにゾンビは酷い扱いで、主人公の操るツールにいかに派手に散るか、それが彼らの使命のようでした。
一般にゾンビとは、動く死体のことです。
他の幽霊と違う点は、ゾンビの肉体は、もともと生きている人間その人の身体だったということです。
妖怪の類でありながら、人間でもある、その生と死と空想の中間に存在するのがゾンビです。
ゾンビには家族があり、友人があります。
古い墓場から生き返るようなゾンビはともかく、ショッピングモールにいる少し前まで人間だったようなゾンビには、間違えなく存在します。
それがゾンビの存在を罪深くさせるのですが、それでもゾンビを倒すことに何の抑制力がないのは、それだけ生きる人が死というものを恐れ、忌むべき存在と認識しているということを証明しています。
ゾンビに噛まれて自分も動く死体の仲間に入ることを考えれば、彼らの頭を吹っ飛ばそうが、腕を千切ろうが、何の問題もないのです。
果たしてそれで良いのでしょうか?
日本の神話にこのような話があります。
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夫イザナギと国造りに励んでいたイザナミは、子を出産した際に命を落します。
愛する妻イザナミを忘れることが出来ず、イザナギは黄泉の国へとイザナミを訪ねます。
夫「愛しい妻よ。どうか私とともに戻っておくれ。」
妻「なぜもっと速く来てくださらなかったのですか。私は黄泉国の竃で煮たものを食べてしまいました。もう現世には戻れません。ですが、私が帰れるように黄泉神にお願いしてみましょう。その間決して私の姿をご覧にならないでください。」
おとなしく待っていたイザナギでしたが、つい、戸の隙間から中を覗いてしまいます。
そこでイザナギの目に映ったのは、ウジが湧き腐臭を放って横たわるイザナミでした。
つまりゾンビでした。
あまりの恐ろしさに逃げ帰ろうとした時、イザナミは見られたことに気づきます。
そして、泉津醜女(よもつしこめ)を差し向けイザナギを追わせました。
妻「ビチグソ野郎!お前は私を侮辱した!!」
イザナギが、何とかヨモツシコメから逃げ遂せ、千引の石で黄泉比良坂を塞いでいると、イザナミ自身が追って来ました。
夫「腐ったゾンビなお前とは絶縁!!」
妻の呪いの言葉「このビクグソ野郎!!ならば、おまえの民を一日に五百人殺す!!」
夫の浮気発言「それなら私は一日に千人生んでみせよう。」
その後、夫は「穢れてしまった。」と、清らかな川で、昔のことを綺麗さっぱり忘れました。
そして、それ以来人は増えることとなりましたとさ。
めでたし めでたし
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この話を読む限りでは、どうにも日本人はゾンビには愛情が無いみたいです。
つまり、自分がゾンビの仲間になることを考えれば、ゾンビに一切の同情を持たずに、成敗することは、特に問題ないようです。
愛する人もゾンビになったら、忌むべき妖怪なのです。
愛する人の意識をもっていてこの有様ですがら、意識の無いゾンビはさらに同情を得ることはできないでしょう。
日本の神や人を多くを生み出したイザナギの神様は、そんなことを現代に教えてくれます。
ちなみに、その妻として日本の神を多く生み出したイザナミの神様は、呪いのゾンビなので、日本人は神様とゾンビが祖先です。
えー?
まーつまり生きている人を大切に、ゾンビはゾンビ同士仲良くやってくれって所で、この話は終了。(いいのか??)
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