功名が辻には、けっこう忍が活躍する。
そこで少し彼らについて考えてみた。
忍(シノビ)は、情報工作活動集団だった。
忍者ハットリ君を始め、あの独特の所属を纏った忍が、現在で活躍するような物語は多い。
しかし、なぜ忍があのような格好をしていたかというと、当時の明かりもままならぬ夜に活動するときに、人目につきにくかったからだ。
つまり、あれは当時として合理的な衣装であったらか採用されたわけで、もし仮に今の時代に忍が存在したら、あの衣装を選択する理由はまず無い。
また、職務に対する技である忍術も、ずいぶんと変化をしてくるはずだ。
まずは忍者の服装だが、今の時代なら、洋服などどうとでもなるわけで、寧ろ変装の為の化粧術の方が必要とされるはず。
木を隠すのは森とは良く言ったもので、そういう服装をチョイスするはずだ。
忍術で、例えば水遁だとか、手裏剣だとかだけど、そんなに必要ではない。
移動という点であれば、水陸のある程度の乗り物に乗る為のライセンスや地理知識は必要だろうけど。
移動手段は、あえて忍術っぽいのにすることは無いだろう。
諜報活動についてだけど、当時は10日間食わずで張り付いたりとかあったらしい。
けど、そんな術はあんまり必要じゃないだろう。
もし今大事な情報を手に入れるのなら、盗聴術に長けてるかどうか。
デジタルのハイテクな機器を使うのがベストだろう。
ちなみに、今も昔も女の技による諜報活動が有効なのは間違えなし。
ただ、有名な情報通の人も、情報の9割以上は、新聞に掲載されていて、その分析だけで事足りると言っているわけで、そういう事のほうが必要な技になるだろうか。
そんな感じで考えていくと、今の時代でも十分忍っぽい職の人はいて、また、ずいぶん忍自体のイメージも変わってくる。
どの時代でも裏で情報を得たいと思う人いて、そいういう意味で忍は消えてはいない。





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