最近何気なく2冊の本を読んだのだけど、奇妙な共通点を持った本を読んだと感じたので、ここで書いてみることにする。
一つは村上龍の「半島を出よ」
わりとメジャーといえばメジャーな小説で、近未来の日本を描いたリアリティーのあるアクション小説。
もう一つは、石川英輔の「雑学 大江戸庶民事情」
名前の通り、江戸の庶民についてかいた雑学習になるけど、そもそもこの著者は江戸小説を書く人らしい。
さて、全然違う種類のこの2冊の本だけど、テーマが非常に似ている。
それは、今の日本の状況を、別の時代の話を書くことで、暗に批判していることだ。
そして、2冊とも今の日本の状況を批判しているのだけど、その先に向かうべきとする方向が、全く違う道であったりすることだ。
まず、半島を出よの方は、今の日本の弱腰の外交や、政策の未熟さを描きつつ、欧米的な社会への変化を促しているように見える。
北朝鮮のような全体主義に対する侮辱と敬愛が見て取れるのも特徴で、推進派の意見とも言える。
江戸庶民の方は、今の欧米的社会への妄信を憂いつつ、理想的な全体主義はありえないとし、技術の発達や、社会の整備が必ずしも、人間の幸せに繋がらない事を書いている。
例えるなら慎重派の意見といえるだろう。
つまり、一つは、もっとグローバルな感覚をもてと書いているのに対して、ひとつは欧米思考への盲信は危険だと書いていることになる。
それは、技術や文化にしても、同じように語られている。
全く関連なさそうな本で、同じテーマについて逆に書かれているとは、非常に面白い。
さて、この本を読んで私は考えた。
これから先の日本と世界が進むべき場所はどこだろう。
私としては、技術で突き抜けることで、環境問題、食糧問題、経済格差や、異常気象、エネルギー問題、温暖化など、たくさんの問題を解決できるようになることを望みたい。
自然に還れと言われても、なかなか難しそうだから。
それが適わず問題が解決されない時は、やっぱ、どこもかしこも戦争になるのかな?
戦争して、いっぱい人がへっちゃって、宇宙に移民して、そのへんの問題は解決って・・・
なんかこれ、ガンダム・・・・





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