義経と常盤

[ 大河ドラマ ]
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大河ドラマ義経で、牛若の母として颯爽登場し、ハッと思わせた女性。
「常盤御膳」

ドラマで平清盛の正室、時子が常盤を見て、「悔しいが美しい、しかし、悪魔が住んでいると見た。」
のような嫉妬か本気か解らないような事を言ったシーンは印象的だ。
確かに常盤は魔性の女だった。
いや、彼女が魔性の女だったというより、彼女の美貌が魔性だった。

今回は常盤さんの話。
ちなみに時子さんは、よくドラマに出てくる嫉妬キャラというわけではなく、色々主人の為に働く良い妻だったらしい。


世の中にはたまにどうしようもない美人が誕生する。
その容姿はオードリー・ヘップバーンのように瞬き、その声はマライア・キャリーのラブソングのように心を震えさせる。
現代風(でも無い)で言うと、そんな女性がたまに誕生する。

「君が為 春のに出でて 略奪す
 我が衣でが 血に濡れつつとも」

日本から古く伝わる和歌集にも、こんなようなのが残っており(一部捏造)、当時から愛情のもつれで殺人事件が多々起こっていたわけだ。

源氏の嫡流為義と嫡男の義朝は常盤が原因で決別している。
もともと仲が悪かった親子だったが、常盤が絡んだことで決別した。
そして、常盤のせいで一族別れて争うことになり、それが保元の乱というわけだ。

常盤は14.5歳の頃。
とある公家の雑用人として働いていた。
雑用人といっても、当時名のある公家の雑用人は選別するのも非常に難しく、
当時京で一番の国民的美少女と歌われた常盤が選ばれた。

そこに義朝登場。
お仕事している彼女に一目惚れしました。
しかし、彼女が仕えている公家は、源氏が懇意にしている公家と、対立している公家。
そう、保元の乱で、政権を争った2大勢力の公家の一つに常盤がいて、一つに為義と義朝がいた。
ロミオとジュリエットというわけです。

為義は反対した。
嫡男が雑用女を娶ろうとは何事かと。
いい所のお嬢さんを娶って一族の為にしろと。
そもそも敵勢力からもらおうとは何事かと。
俺の政治的努力を潰す気かと。

心が燃え上がった義朝には通じない。

源氏の嫡男は俺。
つまり源氏は俺のモノ。
源氏のモノは俺のモノ。
俺のモノは俺のもの。
・・・だから常盤も俺のモノ

源氏のお家芸、ジャイアニズムを発揮して、結局頂いちゃいました。

その結果、後に起こる保元の乱では、為義は懇意にしていた公家について、義朝は対立していた公家につくことに。
為義敗北。

常盤 先ずは為義を滅ぼす!!

一族別れ別れに闘った源氏は、恩賞で冷遇され平氏の足元を見ることになる。
不満を抱いてクーデータ-を起こしたのが、平治の乱。
義朝敗北。つまり常盤のせい(?)。

常盤 次は義朝を滅ぼす!!

そしてシーンは大河ドラマ第一話に。


清盛は最初は見物気分だった。
京一番と言われた美人をとりあえず見てみようという程度だった。
それに清盛は女遊びに慣れており、冷静にいられると思っていた。

そこに、常盤が子と母の懇願に現れる。
常盤22.3歳。子供3人とはいえ、女盛り。
最初はその気が無かった清盛も心が動く。

「どうか、捉えた母をお話ください。」
「ふむ。」(綺麗だな)

「息子達をお救いください。」
「ふむ。」(たしかに綺麗だな)

「私の命はどうなっても構いません。」
「ふむ。」(というか、これヤバイんじゃない)

「どうか御慈悲を・・・・」
「ふむ。」(どうしたもんかな)

「・・・・・・」
「考えとこう。」(とりあえず殺すのは勿体無い。)

というわけで、命を許した清盛。
源氏では夫に愛されつつも、夫の父から冷遇されてきて幸薄だった常盤。
いつのまにやら、複雑な両思い。

常盤は、ドラマでは清盛と一子を儲ける。
このソースは私は取れてない。

そして常盤28歳頃。
清盛は未練タラタラではあったが、藤原一族の長政に常盤をあげる。
当時の28歳といったら、決して若い女性ではない。
しかし、常盤はいまだ美貌衰えず。
一条長政は愛さずにいられず、ここでも子を2人産んでいる。

最後はその美貌でやっと安定した生活を手に入れる。

そして清盛。
あの時に、生かした乳飲み子、牛若に寝首を欠かれる事になる。
つまり常盤のせい。

常盤 ついに清盛を滅ぼす!!

武家の首領格3代を滅ぼした、魔性の女常盤御膳の話でした。

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このページは、sukaが2005年2月18日 14:36に書いたブログ記事です。

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