亡霊の塵

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人は何故、他人がまだ知らない事を先に知ってしまうと、それを伝えたくなってしまうのだろうか。
それが他人にとって迷惑千番な事だと解っていたとしても。

つまる所、ファントムダストのオフラインストーリーをクリアしました。
オンラインの猛者にとっては今更なことでもあり、普通の方からすれば少し早めなことでもあり、つまりストーリーの感想はまだ話すべきではない事ではあります。

しかしながら、今後一切やることが無いだろうオフラインのことを、今のうちに語ってみたいのが人情と言う奴です。
もちろん、読んだ方が具体的な内容を理解できずに興味だけ湧くように書く事も人情という奴ですね。


このゲームをクリアして私が抱いた感想は、「人とは何か?」という事。
私が昔から抱いていた疑問で哲学的な答えの出ない自問自答の繰り返し。
おそらく開発者も同じような自問自答をしていたのではないか。

例えば今の自分の意識が自分のクローンにそっくりと移ったとする。
それは自分自身なのか?
それとも自分の意識をもった他人なのか?
それとも別の第3の生き物なのか?

前世を信じる人がいる。
勿論信じない人もいる。

自分が自分である前の自分の意識は何だったのか?
今この日本に人間として生まれ生きている自分の意識は何処へ消えていく?
そもそも意識をもっている生物はどれだけいるのだろう?

有名な和尚である一休の名前の由来は存知の通り。
この儚い人生はほんの一休みの出来事に過ぎないという。

ならばあの世はあるのだろうか?
それともいつのまにかまた違う生き物の意識になるのだろうか?
それとも永遠に眠りつづけるのだろうか?
今の世界は自分が消えてしまえば、自分の意識から全て消えてしまうものなのか?

これだけ技術が進んだ時代でも、99%の生物学者は地球に命を誕生させたのは神であると信じている。
それだけ今の状態が奇跡的な確立で維持されているから。

ならば神が作った世界の1つのパーツとして自分が生きているのだろうか?
真実の世界は、神が夢見た一瞬の幻なのではないだろうか?

答えは何一つ解らない。
誰一人解らない。

例えこの世が亡霊の塵だとしても、ここに今確かに自分の意識はある。
それだけが真実。

繰り返す自問自答。
答えはきっと最後に解る。
解らないかもしれない。

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このページは、sukaが2004年10月 1日 03:45に書いたブログ記事です。

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