実力とルール

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昨日放送されたK-1ソウル大会を見て「?」と思ったのは、私だけでは無いはずです。
一体いつからあんな風になってしまったのでしょう。

色々な格闘技の中での最強を決める。
そんなコンセプトで、始まったK-1ですから、色々な格闘技の選手を出したいという考えはわかります。
ですけど、K-1のルールは、明かに打撃系の戦いしか出来ないようになっていて、それ以外の格闘技の選手は、力を発揮できません。

ソウル大会では、優勝候補とされていた二人が一回戦で敗れました。
正直波乱でも何でもありません。
その企画サイドの眼力の無さには、正直驚かされます。

モンゴル人の方は、試合開始から1分見て、明かに何をしていいか解っていないように、見て取れました。
私は彼のポテンシャルが低いとは思っていません。
相手の打撃を避けていましたし、あれだけの動きの切れがあれば、本来の得意の組み手に持っていき、相手を崩す事は、出来たはずです。
それを、組合禁止の中で闘わせるというルールの中に嵌めてしまえば、実力が出るわけがありませんし、試合している選手が「?」と思いながら闘うようになるのは、当然です。
テストマッチも何もしていなかったのでしょう。

ハワイ人の方は、一体何がしたいか良く解りません。
私は、戦い方によっては、決して弱い選手だとは、思っていません。
まだ思っていません。
何度も組み合って、相手の動きを完全に封じ込める状態を作り出していますし、ルール上ストップが無ければ、そのまま相手のダメージが高くなるまで、打ちこみ続けることは出切るように思えました。
本来は、こちらも組み合って、力で相手の動きを封じ込めて戦うタイプですので、このルールで力を発揮する事はできないはずです。
しかし、こちらはK-1参戦を決めてから、半年以上の時があり、ルールは十分に理解しているはずです。
それで順応できないのは、よほどトレーニングが悪いのか、向いていないのかという事にしかなりません。
私は向いていないと思っています。
そして、一度別のルールで戦い、相撲の復権をして欲しいと思っています。

昔から何の格闘技が最強なのかとずっと問われてきました。
そして、シチュエーションやルールによって、変わってしまうので、決められないというのが、その答えとして一般的でした。
そして、今まさにその通りになっています。
下地の格闘技のポテンシャルというより、K-1なり総合のルールに順応度が高い格闘技が強いという当然の結果になっています。

実力はルール次第。
それを認識して、試合とルールを組めないなら、異種格闘技に未来はありません。
特に、K-1など、ルール制限が非常に多い格闘技なんですから。

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このブログ記事

2004年7月19日 08:12 by suka

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