歴史と解釈

[ 読本 ]
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歴史は年表を読んで覚えたって勉強にならない。
その時代を生きた人間を知り、その文化や思想・宗教観を知り、その過程と結果を知ることが、歴史の勉強なんだ。

小さい頃からそう思ってきた私は、授業など一切聞かなかったけど、色々な人物史を読む事は結構好きだったし、歴史の成績は悪くなかった。

歴史小説というのも結構好きだ。
その時代に残った数多の結果から、作者がどういう解釈をするのかという所に面白さがあって、自分の解釈と照らし合わせて、色々思いを巡らしたりすると、いろいろな考えというのもが発見できて、考え方に幅ができるような気がする。

昔のことや、他国のことを語る時、現代日本の感覚だけで語り、○○だから駄目と、批判してしまうよう方は、多分歴史の勉強をしてこなかったんじゃないかと思ってしまう。

話が噛み合うかわからないけど、以前、会話をしていた時、こんな話になった事がある。
「海外の知人なんだけど、その彼は、イラクの友人がいて、イラクでアメリカを一緒に銃で撃つ真似をしてふざけあったらしいんだ。彼は人間として最低だよね。」

これは、まだイラクがアメリカに侵攻される前に会話した事だが、この結論は、あまりにも浅はかではないだろうか?

「人を殺す仕草をしたから最低」
これはまだ平和な今の日本だから言えることであって、他国の感覚は同じではない。
その背景というものが絶対にあって、それを知らずに最低呼ばわりするのは、違和感を感じる。

脱線したけど、歴史と解釈の話に戻して、最近こんな本を読んだ。

本能寺〈上〉

本能寺〈上〉

上巻があるので、勿論下巻もある。

正確性は自分で裏付けていないので、何とも言えないが、非常に面白い解釈だと思う。

歴史の何が真実で、何が本心なのかは本人にしか解らない。
実際に行った人間でさえも良く解っていないものなのかもしれない。

だから想像するしかない。
今の日本の一部を作った人間が何を考えていたのかを。

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このブログ記事

2004年6月26日 01:48 by suka

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